50歳を超えたあなたは普段、どんな検診を受けていますか。
50歳を超えるといろいろな病気のリスクが高まります。
運動や食事を見直して病気を予防することも大切ですが、
何より病気の早期発見が重症化リスクを回避する方法でもあります。
会社員の人は会社で定められた健康診断を年1回受けている事と思います。
会社の健康診断でもオプションでいろいろな検査を受けることが出来ます。
「健康診断で40歳以上の人が受けるべき必須項目とは・・・?」という記事で
健康診断のオプションで受けるべき検査や健診とは別に受けた方が良い検査について
解説しています。
私も一般的な会社の健康診断のオプションやその他の検査として以下のような検査を
受けています。
先の記事にあった40歳以上で受けるべき検査の中で、この歳になってまだ一度も
検査をしたことがないのが「心臓」と「頭部」。
最近胸の中心がよく痛くなったり、左肩甲骨の辺りが痛くなるので、先日「心臓超音波検査」を
受けに近所のクリニックに行ってきました。
心臓超音波検査でわかること
心エコーでは心筋の動き、厚みや形態、弁の状態と機能などが確認できます。
弁膜症や虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)、心筋症、心筋炎、心膜炎、先天性心疾患などさまざまな疾患の診断に用いられる検査法です。
心臓を調べる方法としては、心電図、ホルター心電図、冠動脈CT、心臓MRI、心臓核医学検査
などもあります。
心臓超音波検査の手順
私は心電図をとりながら心エコー検査を受けました。
会社の健康診断で心電図を毎年受けていますが「洞性徐脈」や「T派増高」
「不完全右脚ブロック」など軽度の異常が見られ、「経過観察」のコメント付きです。
この心臓超音波検査は頸動脈エコーや腹部エコーと同じように痛みもなく、10分強で終わります。
事前準備も必要ありません。
モニターを検査技師と一緒に見ながら解説して頂きました。
胸部にゼリーを塗り、プローブと呼ばれる超音波機械を皮膚にぴったり密着させ、肋骨の
すき間に沿うように押し当てたり移動させたりして心臓の様子を観察していきます。
検査結果
おおむね異常なし、との結果でした。
検査後の診察室で結果がわかります。
【検査項目の一部】
大動脈径(AOD)⇒正常値:18~25mm⇒少しオーバー
左房径(LAD)⇒正常値:28~36mm⇒範囲内
左室中隔壁厚(IVST)⇒ 正常値:7~10mm⇒範囲内
左室拡張末期径(LVDd)⇒正常値:41~52mm⇒範囲内
左室収縮末期径(LVDs)⇒正常値:25~34mm⇒範囲内
左室駆出率(EF)⇒正常値:60%以上⇒範囲内
このほかにも検査項目がありましたが、割愛します。
先に書いたように、胸の痛みなどがあったため、検査結果を聞いて少し安心しました。
かかる費用は
3割負担で検査費用だけだと2,500円~3,000円前後です。
初診料もあったので、4,610円支払いました。
思ったより安く済みました。
超音波検査は、被曝など体への心配もなく、注射をしたり、管を通したり
することもないので気軽に受けられる検査です。
前準備もありません。
心臓に何らかの違和感を感じたら気軽に早めに受けてみてはいかがでしょうか。
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