クロストレーナーで太ったり体重が減らない?
クロストレーナーを使うことで体重が減ることはあっても太ることは基本的にはありません。
有酸素運動であるクロストレーナーを一生懸命頑張っているのに体重が減らなかったり逆に太ってしまう場合は以下をチェックしてみて下さい。
✔食生活は?
✔クロストレーナーを正しく使えているか
✔やりすぎていないか
それぞれ見ていきましょう。
食生活は大丈夫?
当たり前ですが、摂取カロリー<消費カロリーの図式に当てはまらなければ体重が減らないばかりか逆に太ってしまいます。
例えば1時間クロストレーナーを使って500kcal消費してもそれ以上のカロリーを摂取すれば太る、ということです。
運動してお腹が空いたからといって食べ過ぎると体重は減らず太ってしまいます。
糖質制限ダイエットなどを極端にやる場合もリバウンドにより太る可能性があります。
たんぱく質・脂質・炭水化物(糖質)をバランスよく摂取しながら摂取カロリー<消費カロリーの図式を目指しましょう。
また基礎代謝が高いと1日に消費するエネルギーの量も増えますので、太りにくい身体に近づくことが出来ます。
基礎代謝を上げるには「水分を多めに摂る」「体が温まる食べ物を摂る」「腸内環境を整える」などがありますが、筋肉量を増やすことで基礎代謝を上げる方法はとても効果的です。
筋肉量を増やす方法としては「筋トレ」がベストです。
実際に私はクロストレーナーと筋トレを併用して効果を上げています。
筋トレ初心者の私が行っている具体的な筋トレ方法については以下の記事で解説しています。
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以上、【摂取カロリー<消費カロリー】を頭に入れ、食べ過ぎない事、栄養バランスの良い食事をすること、基礎代謝を上げる工夫すること、などを意識してクロストレーナーを使うと太ることはありませんし、効果的に痩せることが出来ます。
クロストレーナーを正しく使えているか
クロストレーナーも適切なフォームで運動しないと体重を落とすことが難しいかもしれません。
適切なフォームでないと二の腕(上腕三頭筋)はもちろん、お尻(大殿筋)や内もも(内転筋)などの筋肉を上手く使えず、下半身太りが解消できなかったり、太ももやふくらはぎだけが太くなったりすることがあります。
クロストレーナーを使っていても太ったり体重が減らない場合は、使う時のフォームについても以下の点をチェックしてみましょう。
✔上半身のポイントは腕をしっかり前後に動かす
✔脚をしっかり持ち上げ大きくしっかり踏み込む
✔つま先ではなくかかとに体重を乗せる意識で行うことで、筋肉にしっかりとした刺激を与えることが出来る
✔目線をまっすぐ前に向け背筋を伸ばし、腹式呼吸でしっかりと体内に酸素を取り込む
またフォームは良くても効果が出るような使い方をしないと、体重が落ちないばかりか太ってしまう可能性があります。
効果が出るような使い方をする為に以下の点もチェックしてみましょう。
✔時間が短すぎないか
当然のことですが、使用時間が短すぎると効果が出ません。
よく言われるのは「脂肪を効率良く燃焼させるには20分以上の運動が必要」ということです。
私は約1時間、週4日使って効果を実感していますが、効果を得るには最低20分~30分の運動を週3日~4日はするようにしましょう。
✔負荷が軽すぎないか
運動の強度については中強度以上が推奨されています。これは少し息の上がる程度の運動にあたります。
クロストレーナーを使っていて楽にできるようであればあまり効果が期待できませんので、負荷を少し上げてみましょう。
大体のクロストレーナーには負荷を変えることができるようになっています。
また運動中は心拍数も意識してみましょう。脂肪燃焼に効果的な心拍数は「最大心拍数の60%」と言われています。以下の計算で目標心拍数を求めることが出来ます。
✅目標心拍数=最大心拍数【220-年齢(歳)】×60%
運動中は常にこの目標心拍数を意識してみて下さい。
✔負荷に慣れてしまっていないか
クロストレーナーに限らず他の運動でも、同じ強度で運動していればいずれその強度に体が慣れてしまい、思うような効果が出なくなってしまいます。
いわゆる停滞期という状態です。
そのような場合は、強度(負荷)を上げてしばらく運動してみて下さい。辛くなったら負荷を元に戻しても構いません。とにかくトレーニングにメリハリをつける事が太ることを防いだり体重を減らすのに役立ちます。
下の記事の中で「クロストレーナーの正しい使い方」や「クロストレーナーで効果が出ない時の対処法」などについて詳しく解説しています↓
クロストレーナーをやりすぎていないか
クロストレーナーのやりすぎは筋肉を分解してしまいます。
クロストレーナーなどの有酸素運動をする時のエネルギー源は「糖質→脂質→タンパク質」の順で使っていくため、運動をやりすぎると糖質や脂質を使い切ってしまい、その後はタンパク質である筋肉が分解されやすくなります。そうなると筋肉量が低下する場合もあります。
筋肉量が低下すると、体重が減っていたとしても筋肉量も減っているので、体脂肪率は増えるということになります。
ですので、1日1時間以上や週5日以上有酸素運動を行っている人は注意が必要です。
クロストレーナー応用編
クロストレーナーを使っていて太ったり、体重が減らなかったりした場合、「食生活の見直し」や「クロストレーナーの使い方のチェック」、「クロストレーナーをやりすぎていないか」を検証するようおススメしました。
それでも効果が薄い場合は、以前の記事でもご紹介していた「逆回転運動(バック走)」や「インターバルトレーニング」を取り入れてみるのも良いでしょう。
バック走(逆回転運動)とは
通常は時計回りにペダルを漕ぐのですが、バック走は逆時計回りにペダルを漕ぎます。慣れていないと最初は難しく感じますが、このバック走をすると、普段あまり鍛えることが難しい太ももの裏側(ハムストリングス筋)を鍛えることが出来ます。
このハムストリングスを鍛えることで、下半身の安定だけでなくヒップアップや美脚効果、基礎代謝をアップさせることが出来ます。
通常の使い方でマンネリ化して効果が停滞気味の時期は、バック走を試してみるのも良いかもしれません。
インターバルトレーニングとは
高負荷と低負荷を交互に繰り返したり、高負荷のあと少し休憩を挟むやり方がインターバルトレーニング。
その効果は心肺機能の向上や筋力強化 、脂肪燃焼・ダイエット効果などが挙げられます。また初心者でもプログラム内蔵の機種を使うことでインターバルトレーニングが簡単に出来ます。
バック走(逆回転運動)やインターバルトレーニングについては次の記事でも紹介しています↓
まとめ
クロストレーナー以外の有酸素運動にも当てはまることですが、運動して太ることは考えにくいです。
体重が減らなかったり、太ったりしているのであれば今回ご紹介した以下をチェックしてみましょう。
✅食生活
✅クロストレーナーの使い方
✅クロストレーナーのやりすぎ
それでも効果が薄い場合はクロストレーナー応用編にもチャレンジしてみて下さい。
クロストレーナーはとても優秀な有酸素運動の器具です。
正しく効果的な使い方をすることで、きっとあなたの目標を達成することが出来ます。
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