この記事ではクロストレーナーとランニングマシンではどっちを使えばよいのかを検証していきます。
クロストレーナーもランニングマシンも同じ有酸素運動の機器ですが、それぞれメリットとデメリットがあり、それらをわかった上で使わないと思った効果を得られないこともあります。
この記事を読むとわかること!
・クロストレーナーのメリットとデメリット
・ランニングマシンのメリットとデメリット
・クロストレーナーとランニングマシンの鍛えられる部位や脚膝負担などの比較
どちらを使って運動するにしても、それぞれの良さや自分に合っているかをわかっていた方が効果的に運動することが出来ます。
【比較】クロストレーナーとランニングマシンどっちを使う?違いを検証!
クロストレーナーとは
クロストレーナーとはどのようなマシンなのでしょうか。
✅両足をステップの上に乗せて、左右の手足を円を描くように交互に動かすマシン
✅全身のワークアウトを効率的に行える
✅スキーのクロスカントリーを模したトレーニングマシン
✅宙に浮いた状態で運動するので地面に直接着地することがない
クロストレーナーのメリット
クロストレーナーを使うメリットは以下のようなことが挙げられます。
✅足が直接地面に着地しないので、関節にかかる負荷が比較的少ない
✅関節に問題がある人なども使用できる
✅ハンドルを握って前後に動かすことで上半身も鍛えることができる
✅同時に上半身と下半身を動かす運動なので全身の筋肉をバランスよく鍛えることができる
(肩や腹筋、背中など)
✅負荷にもよるが消費カロリーは他の有酸素運動に比べても高めである
✅負荷(強度)を調整することができる
✅体脂肪の減少、筋力の強化、心肺機能の向上に効果的
✅インターバルトレーニングや(全身運動のため)ウォーミングアップにも使える
✅ペダルを反対に漕ぐ(逆回転)ことで臀部を鍛えられるためヒップアップにも効果的
クロストレーナーのデメリット
デメリットが比較的少ないクロストレーナーですが、人によってはデメリットと感じてしまうところもあるようです。挙げてみると以下のようなことです。
✅下半身メインの運動で、意識してハンドルを動かさないと上半身のトレーニングにならない
✅ジムで利用したい場合、トレッドミルに比べると置いてある台数が少ない
✅初心者はクロストレーナーの動きに慣れるまで使いにくさを感じる
上半身と下半身をバランスよく使うことで両方のトレーニングになります。また使いにくさも数回使うだけで慣れますので心配はないです。
私の場合はジムに行かず自宅でクロストレーナーを使っているのでいつでも使うことが出来ます。
またトレッドミルに比べると音も静かなので、割と遅い時間でも使え便利です。
ランニングマシンとは
ランニングマシンとはどのようなマシンなのでしょうか。
✅ランニングマシン(トレッドミル)はべルトが回転するマシンで、室内にいながらウォーキングやランニングができる機器
ランニングマシンのメリット
ランニングマシンを使うメリットは以下のようなことが挙げられます。
✅下半身だけでなく腕を振ったり姿勢を保ったりする必要があるため、上半身も鍛えることができる
✅下半身の中でふくらはぎだけでなく臀部、腰部も鍛えることができる
✅心肺機能の向上にも効果が期待できる
✅傾斜をつけられるマシンの場合は傾斜をつける事で負荷が大きくなり、運動強度を上げることができる
✅天候や昼夜などの時間帯に左右されることなく室内で運動することが出来るため習慣化しやすい
✅室内で使用するため、室外での怪我や転倒のリスクを軽減することができる
✅基礎体力をつけるのにも適している
✅速度や傾斜を変えることで、年配の方や初心者から走り慣れているランナーまで使うことができる
✅有酸素運動の中でも消費カロリーは多い部類の運動である
ランニングマシンのデメリット
ランニングマシンも比較的デメリットの少ない機器と言われていますが、あえて挙げるとしたらどんなことがあるのでしょうか。
✅両足が地面から離れ直接地面に着地する衝撃で、脚と膝に負担がかかりやすく、膝などを痛めるリスクがある(とはいえアスファルト面に着地するより衝撃は少ない)
✅回転しているベルトの上で運動するため、「蹴る」動作が弱くなりがちで外でのウォーキングやランニングに比べると脚の強化は弱めになる
✅クロストレーナーなどに比べると動作音がうるさい
クロストレーナーとランニングマシンどっちを使う?
結局クロストレーナーとランニングマシンではどっちを使うのが良いか迷っている人も多いのではないでしょうか。
一番良いのは両方使ってみて自分に合っている方を選べば良いのですが、ここではいろいろな角度から二つのマシンを比較していきます。
クロストレーナー | ランニングマシン | |
主に鍛えられる部位 | 下半身&上半身 | 下半身 |
脚&膝への負担 | 小さい | 大きい |
使いやすさ | 機器の動きに慣れるまで時間がかかる | 使いやすい |
運動強度 | 低強度(負荷による) | 高強度(負荷による) |
消費カロリー | 中 | 中 |
向いている人 | 高齢者や運動初心者の人 | 体力があり持久力を高めたい人 |
まとめ
クロストレーナーとランニングマシンは同じ有酸素運動の機器ですが、それぞれメリット・デメリットがあり、使う人によっては向き・不向きがあります。
とは言え有酸素運動としては優秀な機器なのでどちらもおススメ出来るマシンだと思います。
「クロストレーナーとランニングマシンどっちがいいの?」の比較表を見て自分に合ったマシンを選んでもらえればと思います。
また私は自宅でランニングマシンとクロストレーナーの両方を購入して使用してみましたが、今はクロストレーナーのみ使っています。
理由は「音」の問題です。
動作音や着地の時の衝撃音は圧倒的にクロストレーナーの方が静かです。
自宅で使用する場合はこの点はかなり重要なポイントになります。
ジムで使用を考えている人は、実際に両方を使ってみて使いやすさを確認してみて下さい。
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