あなたは健康のために何か取り組んでいることはありますか。
今の私は食事の量を減らし、運動を習慣にしています。
けれども習慣化できるまでは食事も「今日だけ」といっぱい食べ、運動もさぼりがちに・・・
結果、健康診断の結果に一喜一憂し、時にはお医者様から生活習慣を改善するよう
言われたりしました。
私と同じような人もい多いと思います。
そんな人の為に、この記事では、医学博士石原先生の「50歳からの病気にならない食べ方・
生き方」という書籍を参考に、健康な人生を送るための大まかな指針を紹介したいと思います。
50歳からますます健康な人生を
体の中に余計な食べ物があると免疫が上手く働かなくなります。
余計な食べ物が体にある状態の原因は「運動不足」と「食べすぎ」です。
①食べ過ぎない
②体を温める(運動する)
食べ過ぎないこと。よく言われますが、なかなか出来ません。
お菓子などは次から次へと食べたくなるように中毒物質が材料に使われているということを聞いたことがあります。
もちろんすべてがそうではありませんが、とにかく食事量を減らすのはとても難しいことです。
私はアプリを使ってこの問題をコントロールしています。
食事制限できない方へ・・・アプリを使って痩せた私の方法
病気にならない食べ方・食べ物
①歯の形に合った食べ物を食べることが大切です。
人間の歯の構成は・・・
臼歯(穀物を摂る為の歯)62.5%
門歯(野菜果物を摂る為の歯)25.0%
犬歯(動物タンパク質を摂る為の歯)12.5%
のバランスとなっており、このバランスに沿った食べ方をするのが良いです。
②マクガバンレポート
このレポートはアメリカの食に関するレポートで、「病気と食」を調べた結果、和食が一番良い
との結果が出ました。
この2点を踏まえると日本の和食が一番良いと言われています。
具体的に朝昼晩の食事について見ていきます。
朝食・・・食べないのが一番良いがどうしても口に入れたいのであれば、ニンジン・リンゴ
ジュース、しょうが紅茶などが良いです。
昼食・・・軽く食べましょう。薬味たっぷりのうどん・そばやタバスコたっぷりのパスタなど
それ以外の食事をするにしても腹八分目を心がけて。
夕食・・・好きなものを食べても大丈夫です。バランスよく何でもOK。ただしあまり食べすぎ
ないようにしましょう。
「高」のつくもの、例えば高血圧、高血糖、高脂血症などは栄養過剰が要因の一つと考えられます。
食事を抑えた結果、空腹を感じるならば黒砂糖やはちみつ入りのしょうが紅茶を本書では紹介しています。これは体を温めるのに効果のある飲み物です。
私は1年で10キロ減量しましたが、食事面では上に書いたアプリでカロリーコントロールをし、量的には朝~昼~夜とボリュームを段々と上げていきました。
但し一回の量は以前より少し減らしたことと、寝る直前の食事はしないように気をつけていました。
これは出せる体を作る事が大切です。
出せることが前提なら過剰に抑えることなくしっかりとっても大丈夫です。
塩もとかく悪者になりがちですが、体を温めるなど良い面もあります。
水も溜まりすぎると「水毒」といって体に不調をきたす原因にもなるので注意が必要です。
これらはしっかりと出しながら必要量を摂取する必要があります。
塩を体外へ排出するには・・・
①水分補給を心がける(新鮮な野菜や果物からも水分補給できます)
②運動をして汗をかく(ホットヨガなども良いですね。ただし危険性も
伴うため、医師への相談も必要です。)
③カリウムをもっと食べる(塩から得るナトリウムを取り除く効果が
あります)
などがあります。
水分補給は大事ですが、大量の水分は低ナトリウム血症や血中塩分の欠乏を
引き起こす危険性があります。
漢方の考えでは、体を温める食べ物として陽性のもの(赤色・黒色・橙色のもの)を多く食べる
ようにして、陰性のもの(青色・白色・緑 色のもの)を少なくして、陽性と陰性のバランスを
整えると良いされています。
ただしこれは産地が優先されるので、熱帯地域のもの(コーヒーなど)は体を冷やす傾向にある
ため控えた方が良いです。
また下半身の弱りは生命力(精力)を低下させてしまいます。
その弱りを養うのに良いものとして根菜類が挙げられます。
これはご存じの通り、ニンジンやゴボウ、山芋、蓮根、大根、ニラ、ニンニクなど・・・
お酒もほどほどに。適量だと体に良いとも言われています。
ちなみにその量は・・・
日本酒2合、ウィスキーダブル3杯、ワイングラス3杯、焼酎お湯割り3~4杯、ビール中・大びん
1本。この量以下に抑えましょう。
病気にならない運動・生き方
先に書いたように下半身の弱りは、生命力を低下させてしまいます。
この下半身と腹筋を鍛えることで血流と体温がアップします。
そして筋肉を鍛えることで内臓を守り、その筋肉からホルモンが分泌されて体を調整してくれます。
特に下半身は重要です。
下半身には全筋肉の70%が集中しています。
ここが弱ると血流が低下し体温が上がりません。
そうなってくるといろいろな機能障害に発展します。
また健康な状態とは「頭寒足熱」の状態です。
この逆「頭熱足寒」の状態になると、高血圧や脳溢血、心筋梗塞などになりやすくなります。
下半身に血流低下があると、血液は上半身や脳に上がり頭が熱い状態になります。
中高年の人が無理なく続けられる下半身の鍛え方としては以下の3つです。
①ウォーキング
ウォーキングのコツとして、早歩きと万歩計を持つ、です。
歩数の目安
50代・・・8000歩
60代・・・7000歩
70代・・・6000歩
②スクワット
1セット5回~10回で1日5セット
③もも上げ(筋力が弱っている人)
1セット左右10回ずつで1日5~10セット
内臓を守る腹筋が弱ってくると、内臓を守るために内臓や内臓周りに脂肪を蓄えたりして
内臓を守ろうとします。
このように筋力低下になるとメタボになりやすくなります。
この筋肉を鍛えると、筋肉から分泌されるホルモン(マイオカイン)により、大腸がん、肥満、
糖尿病、脂肪肝、動脈硬化、ストレス、アルツハイマーなどの予防に効果があるとされています。
仰向けの状態で手のひらでお腹を触ってみましょう。
冷たい・・・・免疫低下
ぺちゃんとへこむ・・・体力低下
へその上に動悸がある・・・心臓病、気弱、体力低下、不安、不眠
へそ周りでぽちゃぽちゃ音がする・・・水毒
私の場合は下半身強化として自宅でクロストレーナーを使っていますが、
筋肉を鍛えるというのであれば、ジムにある「レッグプレス」や「レッグエクス
テンション」などがおススメです。
また腹筋を鍛えるための動画を上げています。
減量のためのトレーニングメニュー/私が1年で8キロ痩せた方法とは
病気は自分で治す
①利他の心、協力の心を持つ
体に例えても、それぞれの部位が単独で動いているわけではなく、それぞれが全体の為に動いている。
人も誰かの為に何ができるだろう、と考えながら生活する。協力しあうこと。
②大隈重信さんの心の健康法
怒らない、愚痴をこぼさない、過去を振り返らない、人の為に何かをする、希望を持つ
③心は老いない
例えば60歳になったら「もう60歳」ではなく「まだ60歳」と考えるようにする。
まとめ
50歳からますます健康な人生を送るために・・・
①食べ過ぎない
②体を温める(運動する)
③心の健康(心は老いない)
私は①②は少しずつ実践していますが、③の「心」はどうしても
年々弱くなってしまっています。
「まだまだこれから!」と自分のためだけでなく、世の中のため、
人のために動ければ良いな~と考えています。
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