夫婦関係って本当難しいですよね。
あなたは夫婦関係を保つために努力していますか。
またどんな関係が理想でしょうか。
何もしないで関係を甘くみているとすぐにマンネリ、甘えの罠に落ちて関係が悪化します。
知り合って最初の内だけお互いが他人と認識し、気遣い尊重し良好な関係が保たれます。
これが時間の経過とともにお互いに甘えが生まれ、お互いが主張し始め、ぶつかり
いがみ合いが始まります。
では年数を経た夫婦でも関係を良好に保つポイントは何か?
その重要なポイントはズバリ「会話力」です。
今回はそんな夫婦の会話が秘めたパワーを紹介します。
上手くいっている夫婦とは
パターンにすると3つに分けられます。
①恋人タイプ
お互いが好き合っているラブラブな関係で、出会って最初の頃の新鮮な関係を
継続している夫婦です。
この夫婦の特徴は愛情表現が多いこと。例えば手を繋いだりスキンシップを大切にします。
また〇〇記念日などのイベントも大切にするのもこのタイプです。
お互いが人前で褒め合ったりもします。
こんな特徴を聞いていると、まるで洋画の世界のように感じられます。
手を繋いで歩いている幸せそうなお年寄りなんかもいますよね。
私なんかはこんな関係には絶対になれません。
「恥ずかしい」が先行してムリです。
そもそもスキンシップやイベントなど考えたこともほとんどありません。
だから「恋人タイプ」私にとっては憧れの関係です。
羨ましい・・・
②友達タイプ
お互いの価値観が合致している関係。
一緒に乗った船を互いに漕いでいこうとするいわば戦友のような夫婦です。
お互いのビジョンも共有できており、しっかりしたプランを2人で考え、
その目標についてしっかりと話し合いの出来る関係がこのタイプです。
➂同居人タイプ
一緒にいるのは楽だから・・・という理由です。
このタイプは面倒にならない為に、ルールとマナーをしっかりと決めておきます。
こうすることで、自立した2人がストレスのない共同生活を実現しています。
上手くいっている夫婦はだいたいこの3パターンに分類されます。
うちはどれにも当てはまっていないように思います。
最初は①がいいように思いましたが、今はお互いの性格を考えると
➂が居心地が良くなりそうに思います。
話し方を変えると夫婦関係も良くなる
夫婦関係が上手くいく7つの会話術
①夫婦の会話について
いい会話は下のイラストのように「相手を他人と思って」会話することがポイントです。
「他人」と「家族」では何が違うのか。
それは「他人」には自然と思いやりや気遣いが会話の中に生まれます。
「家族」には甘えが出てしまいます。
この差は大きいです。
例えば「コーヒー飲む?」と聞かれて「いらない」と一言いうよりも「いらない、ありがとう」
という方が相手の印象が良くなります。
たった一言が他人には言えて家族には言えないのです。
だから夫婦であっても他人と思って会話することが大事なのです。
最初はなかなかそのたった一言がいえないんですよ。
わかっているけど言えない。お礼の一言が・・・
まずは無理をしてでも形式的にでもその一言を言えるようにしましょう。
あとは慣れてきますし感情も後からついてきます。
②役割分担
家事・育児などの家で起こる全てのことは原則二人で責任を持つことが前提です。
役割分担は話し合いで決めておきますが、それが実行されなくても相手を責めないと
決めておくこと。
お互いにフォローし合うのも夫婦関係をずっと維持していくには欠かせない要素です。
責めるよりなぜできないかの理由を確認することが大切です。
どちらかが役割を果たせない時、相手がどのように考え動くのかによってその人の
真価が問われます。
それは夫婦の真価を問われることにもなるのです。
➂相手が悩んでいたり困ったりしているとき
些細な例で言うと例えば食事について聞かれた時。
「何でもいい」というのは答えではなく、責任を相手に押し付けているだけです。
②で書いたように全ての事は二人に責任があります。
であればこんな些細なことにでも責任を持って自分の意見を述べる、
または一緒に悩む姿勢が必要です。
些細なことも大事に至るようなことも考え方は一緒です。
食事のようなことでなくても、相手が悩んでいる時、困っている時は、即答を避け
「一緒に考える」という気持ちが相手との絆を深めます。
「自分で考えろ」などとは決して言ってはなりません。
④予定の共有について
夫婦間でも言った、聞いていないというのはよくあることです。
「何度もいったでしょ!」という奥さんの顔が目に浮かびます。
特に旦那さんの方は聞いているようで聞いていない、忘れてしまう、ということが
多いのではないでしょうか。
小さなことですが、このようなすれ違いが徐々にストレスを大きくしていきます。
このような事を防ぐには、直前にメールでもするか、何度も何度も同じことを言うかしか
ありません。「しつこい!!」と言われるくらいに。
夫婦でなくても基本人は、人の話を聞いていません。
これは頭の中に叩き込んでおきましょう。
⑤趣味について
相手が趣味や友人と会うために、夜や休日に出かけたいと言ったらあなたはどういう風に
言いますか?
お互い独立したいい大人ですからそれぞれの行動や意見を尊重して、「楽しんできて!」と
答えるのが理想的ですが、どうしても嫌みの一言を言ってしまう人がいます。
「また行くの?」「お金ないって言ってたよね」・・・
ではなぜこのような発言につながるのでしょうか。
それは・・・
夫婦は他人とは違い、お互いの時間とお金は共有財産である、との認識があるからです。
例えばどちらかが金銭的に破綻などしたらもう一方に影響が無い訳がないからです。
だからある程度、時間とお金の配分はフェアじゃないといけないわけです。
⑥やめてほしいことについて
一緒に生活しているとキレそうな場面がたくさん潜んでいます。
例えば電気やTVがつけっぱなしの時「電気切ってよ、いつも言ってるでしょ」と
私もキレられます。
逆に妻の帰りが遅いと「なんでこんなに遅いの?」と私がキレたりします。
キレることにはお互いに何のメリットももたらしません。
キレるのではなく、どうしてこう言うかの理由をちゃんと説明しましょう。
説明する時はキレるのではなく、相手を子供のように話してあげて下さい。
⑦存在について
夫婦関係も長くなればなるほど緊張感が薄れていきます。
相手がいることでリラックスできることと関係がルーズになることとは違います。
最初の頃は一緒に祝っていた記念日。
最初の頃は言えた一言。
最初の頃は持っていた相手への気遣い。
最初の頃は気を使っていた身だしなみ。
このようなことが相手が近くにいて当たり前の存在にになるとどんどん減っていきます。
記念日・・・忘れてた。
お礼の一言・・・言わなくてもわかってくれているだろう。
近くにいることが当たり前。
帰ってくるのが当たり前。
まとめ
夫婦関係が上手くいくためには、会話が重要。
言い方や語尾を変えるだけで会話の印象がだいぶ変わります。
言い方をソフトにすることを心がけるだけで印象は変わります。
また「お礼」や「好き」などをちゃんと言葉で言うように
しましょう。
夫婦の会話で心がけること、夫婦関係を良好に保つには・・・
①相手を他人と思って会話する。
②分担は決めても責任は二人でもつようにする。
➂何かを聞かれて「何でもいい」というのは答えではない。
相手の話をきちんと聞き、相手の気持ちに共感し、一緒に考える
ことが大切
④人は人の話を聞いていない。だから何度も言うこと。書くように
すること。それは自分も同じと認識すること。
⑤夫婦のお金と時間が平等か定期的にチェックすること。
⑥やめてほしい時はキレるのではなく○○だからやめてほしいと
ちゃんと理由を説明する。
⑦大切なのは相手がいることへの「感謝」。これは当たり前のこと
ではない。
そばにいることへの「感謝」がすべてのことに繋がり、関係を良好に
保つ超重要な秘訣です!!
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