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健康診断で40歳以上の人が受けるべき必須項目とは・・・?

人生

毎年受ける会社の健康診断。
40歳を過ぎると健康診断の結果にドキドキしますね。

私は持病もあり、毎年「要治療」判定で再検査もしています。


①日本人の死因ベスト3

よくTVなどで公表されているので知っている人も多いと思いますが、日本人の3大死因は以下の通りです。2020年度版では男性と女性で違いがあります。

男性では  
1位:悪性新生物(31.3%) 
2位:心疾患(14.0%)    
3位:脳血管疾患(7.1%)
となっていますが、女性の場合、「老衰」が3位に入ってくるのですね。

「がん保険」があるくらい「がん」って怖いイメージがありますし、実際死因のNO.1となっています。私の家系もがん家系です。

またこのような病気のリスクが高まるのが40代以降。
出来る限り病気にならないように予防に努めるのが好ましいのでしょうが、仕事をしていたりする
とどうしてもストレスや生活習慣も乱れがちになりますよね。
病気であれば早期発見することで治癒する可能性も高まります。


②定期的に受けた方が良い検査とは

病気のリスクが高まりつつある40代以降の年齢の人が、健康診断などの基本項目以外にオプション
でつけた方が良い検査って何だろう?と考えたことありませんか?

あくまでも生活習慣や既往歴など受けた方が良い検査は人によって異なるのですが、一般的に受けるべき検査に関する記事を見つけたのでここで紹介させて頂きます。

上の図からもわかるように、「胃がん」「大腸がん」「肺がん」を発見する検査は受けた方が良い検査の代表的なものではないでしょうか。
あとはがんで言うと「肝臓がん」や「すい臓がん」、「腎臓がん」などを調べる腹部エコー検査か腹部CTなどは受けるべき検査だと思います。

私は受けていませんが「脳梗塞」や「くも膜下出血」を調べる検査、「心筋梗塞」を調べる検査も受けるべき検査に入っています。

何度も言いますが、人によって受けるべき検査やその頻度は変わると思います。
私の場合はかかりつけ医から、「大腸カメラ」と「胃カメラ」は毎年検査しましょうと言われているので受けるようにしています。

私が受けている以下の検査は40代にもなると最低限受けておいた方が良い検査だと思います。

健康診断ではオプションとして
・頸部エコー検査
・眼底眼圧検査
・腹部エコー検査

自主的に受けに行っている検査として
・大腸カメラ(1年に1回)
・胃カメラ(1年に1回)
・眼科定期検診(2年に1回)
・肺CT検査(2年に1回)

主に消化器系の検査が多いですが、胃がん、大腸がんに罹患する確率が一般的に高いからだと思います。


③それぞれの検査について

私が定期的に受けている検査について説明させて頂きます。

頸部エコー検査
 頸動脈は脳に血液を送る重要な血管です。
 いろいろな要因(食生活、運動不足などの生活習慣の乱れ)により、動脈硬化が起こります。
 この動脈硬化をほおっておくと「脳卒中」「心臓病」など重い病気を引き起こす恐れがありま
 す。
 そのような動脈硬化を調べる検査が「頸部エコー検査」です。

私はすでに「動脈硬化症」と言われており、この検査では「中等度」という結果になっています。
動脈硬化症と言われてからは、「食生活」を見直し「運動」を定期的にするようにしています。
そのおかげかここ数年「中等度」以上にはなっていません。

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ゼリーを首に塗り、プローブと言われる医療機器を頸動脈に当てていくだけなので、痛くありませんよ。時間は10分もかかりません。

眼底眼圧検査
 眼底検査では眼球の奥の網膜や脈絡膜、血管・視神経の出入り口を観察・撮影することが可能で
 す。
 そこに現れる症状から網膜剥離、視神経疾患、糖尿病性網膜症、くも膜下出血、硬膜下出血は
 もちろん、脳腫瘍、動脈硬化、高血圧症なども発見できます。

私はこの検査でも「動脈硬化症」と判定されており、健康診断のオプションとは別に2年に1回眼科で定期検診を受けています。

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眼圧検査は、目に空気を吹きつけて、角膜のへこみ具合によって眼圧を測定するのですが、この検査も痛くありません。時間も1~2分で終わります。

腹部エコー検査
 腹部エコー検査の対象となるのは、主に肝臓、胆のう、胆管、膵臓、脾臓、腎臓です。
 これらに異常がないか調べる検査です。

私の場合はまだこの検査で引っかかったことはありません。
上に書いたような臓器を調べるのに血液検査もありますが、お腹が痛い、違和感があるという時に最初に行われることが多い検査です。
私も健康診断以外でも「便の色が悪い」などの時に受けたりします。

ohno.Jr
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頸動脈検査と同じで、ゼリーをお腹回りに塗り、プローブと言われる医療機器を当てていくだけなので、痛くありませんよ。時間は10分も位で終わります。

大腸カメラ
 この検査でわかることは、大腸がん、大腸ポリープ、炎症性腸疾患(クローン病)、潰瘍性大腸
 炎、大腸憩室症、虚血性腸炎 など多くあります。特に、大腸癌の早期発見にもっとも有用な検
 査方法です。

私の場合はこの検査でいつもポリープが見つかります。
毎回組織を採取され生検に回されます。
後日検査結果が出るのですが、今のところ良性という結果となっています。
やっぱり結果が出るまで落ち着かないです。 

ohno.Jr
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カメラを盲腸から肛門まで入れていき調べていきます。入れる前に鎮静剤を打たれるので、ふわっとした感覚のあと、少し眠る感じになるので痛みなどはあまり感じません。(お腹の壁に当たっているなど多少の違和感は感じます)

検査自体は人によって違うでしょうがだいたい15分~20分位でしょう。

ただし前処置が少ししんどいです。私は以下の流れを自宅で済ましてから病院で検査をしました。

検査前に「マグコロール」という下剤を2L飲み、便を出し切って腸を綺麗な状態にしなければいけません。
この下剤を200mlずつ10分に1回のペースで10杯飲まなければなりません。

飲み始めてからしばらくすると便意を催し、最終的に透明の水便になるまで便を出し切ります。
検査時間の4時間前くらいから飲み始め、飲んでいる最中に何度もトイレに駆け込む事になるので、この前処置が結構負担になります。(前処置については私が受けている病院の場合です)

検査のだいぶ前から前処置が始まりますし、何度もトイレに行かなければならないのであまり受けたくない検査の一つです。

この前処置がなければ検査自体はそんなに痛みを感じませんし、多少の違和感を感じる程度です。

ohno.Jr
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また前日から検査食に変えなければならないです。
私が受けている病院の検査食は昼は「ビスコ」と「ゼリー2個」
夜は「煮込みハンバーグ」と「白粥」を出されます。
消化の良いもので量も少なめですが、検査を考えると仕方ありません。

胃カメラ
この検査で胃だけでなく、のど(咽頭・喉頭)から、食道・胃・十二指腸までを調べる事が出来ま
す。ですので胃がんの他、食道がん、十二指腸がんなどが分かります。
当然、潰瘍やポリープも発見できます。

私の場合は大腸カメラ同様、毎年ポリープが出来ており、毎回組織を採取され生検に回されます。
今のところ幸いにも良性という結果になっています。
医者からは1年に1回は胃カメラを受けるよう言われています。
その為会社の健康診断で通常受診するバリウム検査は受けていません。

ohno.Jr
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胃カメラを受け始めて相当経ちますが、最初の頃はカメラの管も太く、口から挿入するので、喉のところでえづきがきつく、結構きつい検査で恐怖心すら覚えていました。

しかし、病院を変えたところ、鎮静剤を投与してもらい、ウトウトしている間に検査が終わっている状態になり、とても楽だったことを覚えています。
それからは毎年そのお医者様のところで検査しています。
個人的にはカメラ挿入もお医者様によって上手い、下手があると思います。

ohno.Jr
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また最近では鼻からカメラを挿入する経鼻内視鏡という管の細い胃カメラがある為、さらに検査が楽になりました。

検査の始めに鼻から麻酔をしてもらい、管を通しやすくします。
私の場合はさらに鎮静剤も投与してもらい、うとうとした状態で検査を行ってもらっています。
ですので、今は胃カメラはそれほど苦痛ではなくなりました。

前日に食事制限があったり、検査前に下剤を多く飲まなければならない大腸カメラに比べても胃カメラの方が私は受けやすい検査だと思います。

胃カメラの前処置として前日の21時までに食事を済ませるという制限のみなので助かります。


肺(胸部)CT検査
 日本で「肺がん」はがん罹患数では男女ともに第3位となりますが、がん死亡数では男女計で1位
 となります。
(元データ:2018年全国がん登録罹患データ及び2020年人口動態統計がん死亡データ)
 私の家系でも兄を肺がんで亡くしており、念のために最近受けるようになりました。
 
 この検査で肺には異常が無かったのですが、心臓の冠動脈の一部に石灰化が見つかり、生活習慣
 を見直すきっかけになりました。

ohno.Jr
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健康診断で受ける「胸部X線検査」は精度の点で不安があります。
より精度の高い低線量の「胸部CT検査」を数年に1回受けると安心です。
私の場合は、2年に1回で考えていますが、医療被曝のリスクを考えるともう少し間隔を空けても良いかなと思います。

ohno.Jr
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検査は上の写真のようなCT装置に入り、単純CT検査では時間は5分~10分ほどで終わります。
後日検査結果を聞きに行きます。
このCT検査では
・肺がん
・肺結核
・肺気腫
・気胸
・肺炎
・アスベスト肺 などがわかります。


④上記以外に受けた方が良い検査とは

これも人によって違いますが、私は上記に加えて「ピロリ菌検査」と「肝炎ウィルス検査」は受けた方が良い検査と考えています。

ohno.Jr
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私はピロリ菌検査はすでに実施済みです。
ピロリ菌は胃がんに深く関わる細菌です。
私が検査した方法は「尿素呼気検査」です。
この検査法以外にもいろいろありますが、この「尿素呼気検査」は短時間、負担が少ない、高精度などメリットが多いです。
検査の流れは、
専用パックに息を吹き込む⇒薬を服用する⇒再び別の専用パックに息を吹き込みこむ
これだけです。
一度除菌すると現在の衛生環境で再感染する可能性は非常に低いと言われています。

Ohno.Jr
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肝炎ウィルス検査は医師も勧める検査の一つです。
しかしまだ私は受けた事がありません。
肝硬変や肝臓がんを誘発する肝炎ウィルスは自覚なしに感染している可能性がある、とのこと。
私の住んでいる市からも無料検査の案内が来ていました。
今月にも検査したいと思います。

今は医療機器の進歩でたくさんの検査方法があり、正直どのタイミングでどんな検査を受けるべきなのかわからない、という人も多いと思います。

検査にもメリットが少なくむしろデメリットが大きいという検査も存在します。
逆に金銭的にもからだ的にも負担が少ない割に、精度などが高く受ける価値のある検査も多くあります。

かかりつけ医がいるのならその辺は正直に聞いてみるのも良いと思います。
医者と話をするにも自分なりにある程度の知識がないと、医者の言いなりで費用の高い検査を
受けざるを得なくなりますので、ネットなどで日頃から信頼できる情報に触れておくのは有用だと思います。

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