この記事では「ルームランナーは体に悪い」と言われるのはなぜか?について調べてみました!
ルームランナーは有酸素運動器具なので体に悪いどころか積極的に取り入れたいものですが、体に悪いと言われることもあるみたいです。
そのような噂が気になって、ルームランナーを本当に使っていいのか迷っている人もいるのではないでしょうか。
ではどうしてそのような事が言われるのか、その理由について探っていきたいと思います。
他にもこの記事を読むと以下のことがわかります。
・ルームランナーは体に悪いと言われる理由
・ルームランナーは効果があるの?ないの?
・ルームランナーのメリット・デメリットとは!?
・ルームランナーの効果的な使い方を知っておこう!
「ルームランナーは体に悪い」と言われる理由を知ることで、使う時の注意点が見えてきます。またルームランナーの効果や効果的な使い方を知ることにより安全に短期間で結果を出すことが出来るようになります!
ルームランナーは体に悪いと言われる理由
ルームランナーはダイエットや体力アップ、健康維持に効果を発揮する有酸素運動器具で特別「体に悪い」ということは考えにくいです。しかしネットを見てみると「ルームランナーは体に悪い!」という書き込みなどを見つけることがあります。「体に悪い」とすればどのような点でしょうか。考えられることを挙げてみたいと思います。
膝への負担
普通にウォーキングをしていても着地の時の膝への負担は体重の2,3倍と言われています。ルームランナーも同じで当然膝への負担がかかります。ですがルームランナーは着地面にクッション機能を備えたものも多く、むしろ外で歩くよりは膝への負担は軽減されると言えます。もちろん機種によってクッション性能は違いますので、膝への負担を気にする人はクッション性の優れた機種を選ぶようにしましょう。
また運動のやりすぎは膝への負担も大きくなりますので、膝の悪い人は長時間の運動は避けるようにしましょう。
\クッション性に優れている【VRCクッション搭載】ルームランナー/
\クッション性に優れている【M-MVPクッション搭載】ルームランナー/
VRCクッションとは
走行デッキを3つのゾーンにわけ、硬さを変えているクッション
【前部分】着地の衝撃を和らげるためのソフトクッション
【中央】スムーズな体重移動を促すミディアムクッション
【後部】力強い蹴りだしに応じるためのハードクッション
引用:JOHNSON公式サイト
M-MVPクッションとは
・M→Mrock Group(エムロックグループ)
・M→Mat(マット)
・V→Vibration(衝撃)
・P→Prevent(吸収)
の略で、踏み込み時の衝撃を緩和する為の特殊マット(65mm×95mm×厚さ5mm)のこと
過度な使用による体への負担・転倒事故
ルームランナーを使っている時、速度を上げすぎたり、長時間使用することは、体への負担が大きくなるばかりではなく、転倒して事故に繋がる可能性があります。特に高齢の人が使う場合は、転倒リスクも高くなりますので、これらについては十分注意して使うようにしましょう。
正しい姿勢で行わない場合の体への負担
ルームランナーを使う時は、背筋を伸ばし腕を前後に振って地面を蹴り上げ、無理のない正しい姿勢で行わなければなりません。前かがみで使ったり、腕を振らずに使うことによって、膝だけでなく腰や肩にも負担がかかってしまいます。
めまいやふらつき、吐き気などが起こる可能性も
ルームランナーを使ったあと、稀にめまいやふらつき、吐き気などが起きることがあります。これは平衡感覚を司る三半規管が混乱することが原因です。ルームランナーを使っている間は一定の時間、変化のない景色を見続けていることになります。使い終わってルームランナーから降りた時に、急に景色が動き出すことで三半規管の混乱が起き、このような症状が起きてしまいます。
このような事を極力避けるために、使い終わる時には、徐々にペースを落としてから降りるようにしたり、使用中も景色に変化をつけるため動画を観ながら運動したり、睡眠不足や体調がすぐれない時は運動を控えたりするようにする必要があります。
以上のように、膝への負担や使いすぎ、正しい姿勢で行わなかったり、体調がすぐれない時に使うことによって体への負担が大きくなってしまい、このことが「体に悪い」と言われる原因になっているようです。
ルームランナーは効果があるの?
また「ルームランナーは効果がない」という意見もネット上で見つけることが出来ます。この部分についてもみていきたいと思います。
筋力アップには向いていない
ルームランナーは全身を有酸素運動としては優秀な器具ですが、全身の筋力アップには不向きです。また本来走る上で重要な脚の筋肉についても、ルームランナーは衝撃を吸収するクッションを搭載している機種も多く、外で走る時のようにアスファルトの強い反発がないため、すぐに向上するという訳にはいきません。ただ継続することで少しずつ筋力を向上させていくことは出来ますので、焦らず鍛えていきましょう。
脚だけでなく全身の筋力アップが目的ならルームランナーではなく筋力トレーニングを行うようにしましょう。
ルームランナーを使うとこんな効果がある!
逆にルームランナーを使うことで期待される効果は以下の通りです。
✔健康維持(中性脂肪やコレステロールなどの数値改善)
✔持久力、心肺機能の向上
✔ダイエットや脂肪燃焼
✔ストレス解消
上記のようにルームランナーを継続することで得られる効果はいろいろありますが、私の場合は健康診断の数値が良くなったこと、ダイエット効果が出て体重が正常範囲内に収まり、すっきりしたお腹になったことが嬉しい効果です!
ルームランナーのメリット・デメリット
ルームランナーは筋力アップにはあまり効果を発揮しませんが、続けることで健康の維持に役立ったり、ダイエット効果を得られるなど様々な良い点があります。
ではルームランナーにはほかにどのようなメリットがあり、どんなところがデメリットになるのか以下にまとめてみました!
ルームランナーのメリットとは
✔天候に左右されず運動できる
✔不安定になりがちな走行速度を一定に保ちながら運動できる
✔走行・歩行中のカロリー消費量や心拍数、時間、距離などを測定できる
✔人目を気にせず運動できる
✔高齢者の方は外で運動するより自宅でできるルームランナーの方が安全
✔気象条件による熱中症や低体温症などの心配がない
説明するまでもありませんが、このような環境を望んでいる人にはルームランナーはととても良い有酸素運動器具だと思います!
ルームランナーのデメリットとは
✔外のように景色の変化がないため飽きやすい
✔購入費用がかかり、設置するスペースを確保する必要がある
✔最大速度に限界がある
✔着地音が大きい為、使用する環境に制限がある
上記の「飽きやすい」という点は、私の場合走行しながら動画を観て勉強をしていますので、一石二鳥になっており、外を走るよりメリットが大きいと感じています。
「着地音」の問題は、ルームランナーの一番大きなデメリットだと思います。一軒家ならまだしもマンションなど下の階のことを気にしないといけない環境ならとても大きなストレスになります。このような環境の人は、出来るだけクッション性の優れた機種を選んだり、使用する場所や時間を考慮して使うことでストレスを軽減させることが出来ます。
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ルームランナーの効果的な使い方
ルームランナーをより効果的に使うためのポイントはどのようなことでしょうか。以下にまとめてみました!
✔心拍数を意識して運動する
✔傾斜をつけて運動する
✔インターバルトレーニングを行う
✔毎日少しずつでも継続すること
それぞれ一つづつ見ていきたいと思います。
心拍数を意識して運動する
運動中に心拍数を意識することで効率よく脂肪燃焼することが出来ます。
運動中の目標心拍数は以下の式で求めることが出来ます。
目標心拍数=(220-年齢-安静時心拍数)×運動強度(%)+安静時心拍数
※カルボーネン法、安静時心拍数とは運動などをしていない通常の心拍数
運動強度(運動傾向別):
普段からよく動いている人は50%
運動不足を感じている人は40%
足腰の筋力低下がある方は 30%
運動強度(目的別):
持久力や心肺機能を向上させたい人は70~80%
ダイエットや脂肪燃焼が目的の人は40〜60%
ストレス解消が目的の人は40〜50%
計算例:年齢57 安静時心拍数70 運動強度40%
目標心拍数=(220-57-70)×40%+70=107.2
運動中の心拍数が107.2拍の負荷でやるのが理想
脂肪燃焼を目的とする場合は脂肪燃焼が始まる20分以上運動するようにしましょう。
傾斜をつけて運動する
負荷を上げる方法としてルームランナーに傾斜をつけるというやり方があります。外で歩いたり走ったりするのに比べてルームランナーの方がどうしても負荷がかかりにくい環境になりますので、外と近い負荷にする為には傾斜を1%~3%つけるとよいでしょう。
効果的にルームランナーを使うには少しきつい程度の負荷をかけると良いです。ただし持病を持っている人や体調のすぐれない時は無理をしないよごうにしましょう。
インターバルトレーニングを行う
インターバルトレーニングとは強度の高い運動と休憩を交互に繰り返すトレーニング方法です。ルームランナーを使った場合でも、スピードの速い走行とゆっくりとした走行を繰り返すことでインターバルトレーニングになります。
インターバルトレーニングで得られる効果としては、
・心肺機能の向上
・脂肪燃焼
・筋力アップ
・スピードアップ
などが挙げられます。
より効果的にルームランナーを使いたい人はこのようなトレーニング方法を取り入れてみても良いかも知れません。
毎日少しずつでも継続すること
継続しなければ思うような結果が出ないことは分かっているけれど・・・結果が出るまで継続するということが一番難しいです。そこで運動を継続するポイントをいくつか挙げてみました!!
✔(運動出来なかった時の)劣等感を抱く嫌な自分を思い出す
✔1日のやることリストの最優先事項に運動を組み込む
✔何のためにやるのか目的をはっきりさせ達成した自分をイメージする
運動に限らず、やろうと決めたことが出来なかった1日って何か気持ちがすっきりしなかったり、「出来なかった自分はダメだ!」と劣等感に苛まれるもの。1日を振り返った時に「今日はよく頑張った」と充実感を感じる、または劣等感を抱かないようにするには決めたことをやるしかありません。怠けそうになったらこの「スッキリしない気持ち」や「劣等感を抱く自分」をイメージしてみましょう。
私は毎日やることリストを作って1日をスタートしています。やることリストの中でも運動は優先順位の高いところに置いているので必然的にやることになります。仕事のある日も仕事を終えた後のやることリストを作り、上位に運動を置いておけばできる確率は格段に上がります。やることリストを作る事は時間を有意義に使うためにもとても大切なことですので、ぜひ活用して上手く運動を日々の生活の中に組み込んでみてください。
またなぜ運動するのか人それぞれ目的があるはずです。私の場合は、健康診断の数値があまりよくなかったのが運動を始めたきっかけです。
よって目的は健康診断の数値を改善することです。改善された健康的な自分をイメージしながら日々継続し、実際に数値が改善したらモチベーションが上がり、更に頑張れるパワーになりました。
運動を継続したいなら、どんな自分になりたいのかその目的や目標をはっきりさせ、達成した時の自分をイメージするようにしましょう。
まとめ
ルームランナーは体に悪い!と言われるのはなぜか、その理由について探ってきました。結論で言うとルームランナーは身体に悪いものではないですし、むしろ身体の為に積極的に取り組むべきと言えます。
ただしやり過ぎや正しい使い方をしないと身体への負担も大きくなり、怪我などに繋がることもあります。また長時間の使用は筋肉の減少にも繋がりますので、やり過ぎは良くないです。同じ有酸素運動であるクロストレーナ―をやり過ぎるとどうなるかについての記事を書いていますのでそちらも参考にしてください。
ルームランナーはメリット・デメリットを知り効果的に使うことで、結果を早く出すことが出来るとても優秀な運動器具です。ぜひ毎日の健康管理やダイエットに取り入れてほしいと思います!!
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