50代にもなると早い人は終活を始めていたりします。
「終活ノート」というものも売られています。
そんな終活の中でも、早ければ早いほどよいのが「断捨離」です。
なぜなら残りの人生を今より快適に過ごすことが出来るようになるからです。
あなたの部屋は溢れんばかりのもので埋もれていませんか。
自分では見慣れた風景でもミニマリストからしたら、随分暮らしにくい部屋だと
感じるでしょう。
逆に言うと、ものを減らせばシンプルな暮らしやすい部屋にすることが出来るのです。
残り人生、本当に必要なものだけに囲まれてシンプルに丁寧に生きていきたいと思い
ませんか。
では暮らしのサイズを小さくする為の断捨離のやり方を初心者向けにわかりやすく
解説していきたいと思います。
ステップ1 暮らしのサイズを小さくする
住む家のサイズを小さくする
暮らしのサイズを小さくするとは、住む家を小さくし、所有しているものも減らすということ。
住む家のサイズを小さくすることは、シンプルに生きるためには必要です。
住む家を小さくすることで、必然的にものの量を減らさなければならなくなります。
家のサイズを小さくすることで、自分の目や手の届く範囲にお気に入りのものだけを置くことが
できるので、気分が全然変わります。スッキリした気持ちで日々を過ごすことが出来るのです。
実際私は賃貸の2LDKのアパートに引っ越しました。
私の母は一人暮らしの割に広い間取りで暮らしているため、そこら中にものが
氾濫し、荒れ放題になってしまっています。
80歳半ばですので、体力的にも気力的にも片付けがおっくうになり、荒れ放題
のまま放置されています。
これではとても気持ちよく日々を過ごせません。
だからこそ元気なうちに、家のダウンサイジングと今の生活に必要なものだけを
残す、という「断捨離」が必要なのです。
ものを「断捨離」する
家のサイズを小さくすると、無駄なものは置けなくなります。
この無駄なものを選別し、排除することでものの量を減らさなければなりません。
無駄なものを排除することで、掃除をするのも今より簡単になるはずです。
高齢になり、体力が無くなってくると掃除も結構大変になります。
ではものをどう片づけるか・・・ものの仕分け方のコツとして・・・
各部屋に溢れかえるものを上の基準で仕分けます。
結局置いておくもの(残しておくもの)とは自分にとってはなくてはならないもの、
ないと困るものということですね。
このように仕分けて実践することで、本当に必要なものだけを自分のそばに置いて
おけるようになります。
なかなか大変な作業に感じてしまいますが、少しづつ取り組めば以外に簡単に
できますよ。今からやればたっぷり時間があるのですから・・・
小さな家で、本当に必要なものに囲まれて暮らす・・・・
視界に入るものが心地よいと、日々の生活にもメリハリができると
思うのです!!
ステップ2 思い出を写真やデータで残す選択肢
思い出の写真を選別する方法
2000年位になり、携帯電話にデジカメが搭載されてからは、写真をデータで残すことが
普通になりました。
ですが私たちのようにフィルム世代には、家の押し入れにたくさんの現像写真が眠っている
ことと思います。
いざ片付け始めるとこの写真をどうするかで結構悩みます。
頂いたお土産などもどうするか悩んでしまいますが、それ以上に写真には思い入れもあって・・
なかなか処分できないですよね。
特に人が映った写真は簡単に捨てにくい・・・
そんな写真を捨てる目安として・・・・
言い方を変えると、映っている人の名前が分かる人の写真だけ残すというのがわかりやすいと
思います。
このように選別された写真は今後の人生で家族との幸せな時間をもたらします。
それでも写真を全部残したい!という人にはスキャナで残す
という手があります。
今ではスマホに専用のアプリをダウンロードするだけで、紙の
写真を取り込み、データ化することができます。
ちなみに私が使っているアプリは「フォトスキャン by Google
フォト」というアプリです。
もちろん最近は、家庭用のプリンターにスキャナー機能も搭載されて
いる複合機タイプが増えていますので、こちらを使うのもアリだと
思います。
ステップ3 「譲る」「寄付する」「捨ててね」というリストを 作っておく
断捨離と言いながらも、これからも続く人生を生きるためには全部を捨てることはできないし、
手元に置いておきたいものもたくさんあるはず。
そんな最後まで手元に置いておきたい物でも自分が死んだら、自分以外の人には何の価値も
ない場合があります。
そのような物は、次のようなリストを作っておくと残された家族の負担を減らす事ができます。
まとめ
ステップ1~3は高齢になればなるほど手をつけるのが億劫になるような
ことばかりです。
だからこそ元気な今のうちにちょっとずつ準備していくのが良いと
思います。
本当に大切だと思えるものは、次の時代に使い継いでもらう準備を
する。その為のものとの別れ方とも言えます。
今からものの整理をしてスッキリした部屋と気持ちで過ごす老後。
過ごしやすいと思いませんか?
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