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トレッドミルの消費カロリーはどのくらい?他の運動と比較してみた!

有酸素運動

この記事ではトレッドミルの消費カロリーがどれくらいかを紹介しています。


トレッドミルはジムで最も使用頻度の高い有酸素運動の器具で、コロナ禍以降は家庭用のトレッドミルも購入する人が増加しています。


これからジムに通ってダイエットに励もうと考えている人や、家庭用のものを購入しようと考えている人は、トレッドミルを使うとどのくらいのカロリーを消費できるのか、その実用性の部分が一番気になるところではないでしょうか。


なんとなく消費カロリー多そうだけど、他の運動と比べて多いの少ないの?と考えている人のために以下のような内容で記事を書いてみました!!


消費カロリーの計算方法


他の運動との消費カロリーの比較


消費カロリーを増やすための3つの方法


トレッドミルを使った運動のMETsについて


トレッドミルに表示される消費カロリーは正確か


これらのことを運動する前に知っておくことで、トレッドミルが自分に合った運動なのか検討できますし、トレッドミルを使うとしても効果的に使用することが出来ます。


ダイエットなど脂肪燃焼を目的にする運動では、どのくらいカロリーを消費できるかを知っておくことはとても大切です。


これらを知って運動することで目標達成に近づけるようになります!!


トレッドミルを使った運動の消費カロリー

トレッドミルを使ったウォーキングやランニングなどの消費カロリーはどのくらいなのでしょうか。これは計算式を使って求めることが出来ます。

消費カロリーは以下の公式で求められます。

★消費カロリーの求め方

1.05×(METs×時間)×体重(kg)

※METsとは運動強度のこと。運動の種類によりMETsは変わります。

この公式に当てはめてトレッドミルを使ったウォーキングとランニングの消費カロリーを計算してみると・・・


★速めのウォーキング(METs:3.8METs)
体重65㎏の人が1時間ウォーキングを行った場合の消費カロリー
1.05×(3.8×1)×65=259.3kcal


★ラン二ング(METsは時速と同じくらい)
体重65㎏の人が時速7kmで1時間ランニングを行った場合の消費カロリー
1.05×(7×1)×65=477.7kcal


ランニングはMETsがウォーキングの2倍程度になるため、同じ人が同じ時間ランニングをすると消費カロリーもほぼ2倍になります。


トレッドミルには時速を設定できる機能がありますので、1回の運動で消費したいカロリーを公式に当てはめると、どの位の時速で運動したら良いかがわかります。


トレッドミルを使って運動をした場合の消費カロリーを知りたい場合は、この公式に当てはめてれば計算できます。

トレッドミルを使用する際に消費カロリーを増やす方法として、運動時間を長くしたり、速度を速くするなどの方法がありますが、「傾斜角度を上げる」というのも負荷を上げ、カロリー消費を増やす方法の一つです。


角度をつけることで、外でウオーキングやランニングをしているのと同じような状態を作る事ができますし、角度によっては坂道を歩いたり走ったりするような状態にもなります。


また消費カロリーを増やすために速度を速くするより安全に負荷をかけることが出来ます。


坂道を上がっているとわかりますが、傾斜をつける事で「お尻」や「ふくらはぎ」「太ももの裏側」などの部位を鍛えることにも効果があります。

ではどのくらいの傾斜設定をすればよいのでしょうか。

目安としては以下の通りです。

0度(傾斜なし)・・・運動が久しぶりの人、運動が苦手な人など。


2度~4度・・・外の平地と同じくらいかなだらかな坂道程度の負荷角度。ダイエット目的や運動不足解消など。


5度~8度・・・3、4度よりきつい坂道程度の負荷。体力や持久力向上目的など。


10度以上・・・かなりの急坂。膝やふくらはぎにかなり負荷がかかる角度。登山の練習や体力に自信のある人、下半身を鍛えたい人など。


※機種により差があります

このように目的に合った角度を選択するのが良いです。また最初は低い角度から使ってみて徐々に角度を上げていく方が怪我のリスクも少なくなります。


一般的には角度をつける場合、2度~4度までで設定している人が多いみたいです。これ以上の角度だと結構きつくなりますし、膝への負担も大きくなります。また運動を継続していると物足りなさを感じる時期がきます。そんな時に傾斜角度をつけることでマンネリ化を軽減することが出来ます。


ここまでトレッドミルの傾斜機能を利用して効率的にカロリーを消費させるというやり方を紹介していますが、最終的には使う人が傾斜なしでウオーキングやランニングをする方が良いのか、傾斜をつけてこれらを行うのか、傾斜をつけるとしたらどのくらいの角度が良いのか、いろいろ試しながら自分に合った傾斜角度を探してほしいと思います。

ほかの運動の消費カロリー

トレッドミルを使った消費カロリーは、他の運動に比べると高いのか低いのか、他の運動の概算の消費カロリーを計算してみました!!


水泳(バタフライ、クロールなど)(METs:10METs)
体重65㎏の人が1時間水泳を行った場合の消費カロリー
1.05×(10×1)×65=682.5kcal


エアロバイク(軽い負荷で漕いだ場合)(METs:3.5METs)
体重65㎏の人が1時間水泳を行った場合の消費カロリー
1.05×(3.5×1)×65=238.8kcal


エアロバイク(長時間漕いだ時に疲労感を感じるレベル)(METs:4.8METs)
体重65㎏の人が1時間エアロバイクを行った場合の消費カロリー
1.05×(4.8×1)×65=327.6kcal


クロストレーナー(METs:不明)(負荷により変化する)
体重60㎏の人が1時間クロストレーナーを行った場合の消費カロリー
私は長期間クロストレーナーを使っていますが、大体400kcal~500kcalになります。

一部の運動の消費カロリーを計算しましたが、トレッドミルを使ったウォーキングは、軽い負荷でエアロバイクを漕いだ時とだいたい同じ位の消費カロリーになりますし、トレッドミルを使って時速7kmで1時間ランニングした時の消費カロリーは、クロストレ―ナーを1時間漕いだ時と同じ位の消費カロリーとなります。


トレッドミルを使った運動や上記の運動以外でも、下記の表で取り組みたい運動のMETSを調べて「消費カロリーの求め方」の公式に当てはめれば、だいたい消費できるカロリーが分かります。

消費カロリーを増やす3つの方法

トレッドミルを使う際に、使い方によってはより多くカロリーを消費させることが出来ます。その使い方を紹介します!

★消費カロリーを増やす3つの方法


✔傾斜機能を利用する


✔インターバルトレーニングを取り入れる


✔筋トレを取り入れる

トレッドミルの傾斜機能を使えば負荷を大きくし消費カロリーを増やすことが期待されます。詳しくは「傾斜機能を使ってカロリー消費をUPする」のところで解説していますので参考にしてくださいね。

インターバルトレーニングはランニングなどで取り入れられているトレーニング方法で、少し上級者向けになってしまいますが、消費カロリーを増やすには有効な手段となります。


インターバルトレーニングとは強度の高い運動と休憩を交互に繰り返すやり方で、以下のようなメリットがあります。

★インターバルトレーニングのメリット


✔脂肪燃焼効果


✔心肺機能の向上


✔筋力・脚力強化

例えば30秒から1分速く走り、その後同じ時間ゆっくり走るというのを繰り返します。出来る範囲で回数を設定して実践してみましょう。


トレッドミルによっては内蔵プログラムの中にインターバルトレーニングを組み込んだ機種もありますので、そのような機種を使えば初心者の人でも比較的簡単にこのトレーニングに取り組むことが出来ます。

有酸素運動の前に筋トレを行えば相乗効果でダイエット効果などが期待できます。ただし筋トレ→有酸素運動の順番で。その理由は筋トレを先に行い交感神経を刺激することで、脂肪分解の働きを持つ基礎代謝が上がります。基礎代謝が上がり脂肪燃焼効果が高まった状態で有酸素運動に取り組むことで、より高いダイエット効果が期待できるからです。


また筋トレで筋肉がつくと基礎代謝も上がるため、運動をしていない日常の中でも消費カロリーが増えます。特に大きな筋肉を鍛えることで基礎代謝を上げることが出来ます。よって消費カロリーを増やすという点でも筋トレをして筋肉をつける事のメリットは大きいのです。

★大きな筋肉・大筋群を鍛える!ための自宅筋トレ


大胸筋(胸の大きな筋肉)

✔プッシュアップ

広背筋(背中の大きな筋肉)

✔タオルプルダウン
✔Tレイズ

大腿四頭筋(太ももにある一番大きな筋肉)

✔スクワット

トレッドミルを使った運動のMETSはどのくらい?

トレッドミルを使った運動の消費カロリー」の項で、運動の強度を表すMETsがわかれば消費カロリーを計算できると書きました。


ここではトレッドミルの時速毎のMETsについて調べてみました!

★トレッドミルの時速毎のMETs


・時速6Km(早歩き程度)・・・3.8METs


・時速7Km(軽いジョギング程度)・・・7.6METs


・時速8Km(ジョギング程度)・・・8.6METs


・時速10Km(早めのジョギング程度)・・・10.5METs

上記の運動強度(METs)を計算式に当てはめると消費カロリーがどの位かわかります。


ちなみに体重65㎏の人が時速6kmで1時間早歩きした場合の消費カロリーは


1.05×(3.8×1)×65=259.3kcal


それ程大きなカロリーになりませんが、時速3kmに落として傾斜を15%にしてゆっくり歩いた時の運動強度は6.2METsになりますので、こちらの方が消費カロリーは大きくなります。


1.05×(6.2×1)×65=423.1kcal


このように早歩きするより、時速を遅くしてもある程度の傾斜をつけてゆっくり歩きをした方が消費カロリーを増やすことができます。


また時速10km以上のMETsは以下の通りです。

時速METs
11.3km11.0
12.1km11.5
12.9km11.8
13.8km12.3
14.5km12.8
16.1km14.5
17.7km16.0
19.3km19.0
20.9km19.8
22.5km23.0
引用:国立健康・栄養研究所


使う時の時速のMETsがわかれば消費カロリーを計算することが出来ます。どのくらいカロリーを消費できるのか知った上で運動することは、モチベーションの維持などにも繋がりますので是非上記の表などを活用してもらいたいです。

トレッドミルと室外での運動は差があるか

この記事を読まれている人は、外で歩いたり走ったりするより室内でトレッドミルなどを使う派が多いと思います。


室内での運動は、天候や気温に左右されないなどのメリットがある反面、風の抵抗を受けたり、地面を蹴って前に進まなければならない室外に比べたら、カロリー消費は少なくなるのではないかと考える人もいると思います。


実際のところはどうなのでしょうか。


実はこの2つに消費カロリーに大きな差がないことが分かっています。外で歩く、走るというのは風の抵抗や直接地面に接する摩擦の点など室内との違いはありますがその影響は少ないということです。


またトレッドミルの角度を少し上げるだけで、そのわずかな違いを補うことが出来ます。角度としては約1%です。屋外と屋内の消費カロリーの違いが気になる人はこのような機能を使うのも良いと思います。

トレッドミルの消費カロリー表示は正確なのか

トレッドミルを使った時の消費カロリーについて説明してきましたが、使っている人が知りたいのは「正確な消費カロリー」だと思います。


トレッドミル本体に表示される消費カロリーは、使う人の身長・体重・年齢などの基本情報をしっかり入力しておけば、ほぼ正確に消費カロリーが表示されます。


ですので、使う前にこれらの基本情報を入力することを忘れないようにしましょう。

また「消費カロリーの計算方法」や「トレッドミルを使った運動のMETSはどのくらい?」の項で書いたように、計算式を使って消費カロリーを導き出すこともできますので、そちらを確認することでトレッドミル本体の表示が正確かがわかります。

まとめ

この記事ではトレッドミルの消費カロリーについて、その計算方法や他の運動との比較、消費カロリーをUPさせる為の方法、運動強度を表すMETsなどについて解説してきました!


トレッドミルは使い方も豊富で、傾斜機能などを使えばバリエーションに富んだトレーニングもでき、消費カロリーの点でも増減を比較的楽に調整できる優秀な有酸素運動器具です。


どのくらいカロリーを消費したいのか知った上で、それに合わせたトレッドミルの使い方をすることで効率的に運動することが出来ます。


ジムに行けば高機能なトレッドミルが置かれていますが、なかなかジムで行けない人は、家庭用のトレッドミルを購入することでジムと同じような運動をすることが出来ます。


私が使っていてコスパが良いと感じている家庭用トレッドミルは以下の商品です。


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是非参考にしてみてくださいね!

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